お店に雇ってもらう際、セクキャバでは業務委託契約とアルバイト契約があるあります。
あまり深く考えていない人も多いようですが、この違いは一体どのような違いがあるのでしょうか？
業務委託とは
業務委託とアルバイトは契約形式という点だけで考えるとまったくの別物と言って良いでしょう。
業務委託から見てみると、雇用しているのではなく、業務を委託している事になります。
通常、業務委託はフリーランスを使う際など、恒常的な契約ではなく、一時的な物。
更に言えば成果物に対して支払う際にはこのような契約を結ぶケースが多いです。
フリーランスのライターが出版社等と業務契約を結んで原稿を書く。
この場合、賃金は成果物に対して支払う事になりますので、最低賃金も関係ありません。
支払う側と支払ってもらう側が納得すれば、どのような額であれ契約は締結される事になります。
アルバイトの場合
一方のアルバイトの場合、いわば「時間契約」という形式になります。
自治体で定められている最低賃金も遵守しなければなりませんし、働いた分のお金を支払うのが雇用者の義務になります。
何をしたのかではなく、あくまでも時間で給与計算する形になります。
4時間契約していれば、その4時間で何をしていても、雇用者はお金を支払う義務が生じるのです。
業務委託契約の場合、時間ではなく、成果物ですが、アルバイトの場合は時間です。
同じような物だと思っている人も多いかもしれませんが、実際にはまったくの別物と考えてよいでしょう。
セクキャバにおける違いはあるのか
セクキャバで業務委託契約とアルバイトの両方があるのは、単純にかんがえて経営者サイドの経営戦略の違いでしかありません。
働く内容そのものは同じなのですが、時間による賃金を定めているのであればアルバイト契約を結ぶ事になりますし、出来高でと考えているのであれば業務委託という形になります。
つまり、例えば風俗の場合は業務委託契約になります。
いくら待機していても、相手をした人数によって報酬が決まるので、時間など関係ありません。
通常のアルバイトは業務委託ではなく、アルバイト契約なのは時間給で定められているからです。
極端な話、その時間どのように過ごすのかまでは問われていないのです。
一般的にはセクキャバではアルバイトの方が多いようですが、お店次第です。
時給保証してくれているセクキャバは、基本的にはアルバイトになりますが、完全出来高の場合は業務委託になります。
