面接の時に血液型を聞かれたと聞くと、合否に関係してしまうのかと考えてしまう人もいるかもしれませんね。
でも、血液型というものは生まれた時には既に決まっているものです。
その後の努力で変える事ができるものでもありません。
しかも、普通に考えた場合はたった４つにしか分類できないものです。
それが、面接を受けた時にどんな影響をあたえるものなのでしょうか。
これまでそんな事を考えた事もなかったという方も多い事とは思われます。
しかし、本当にそれか何かの基準になっているのであれば知っておかなければならないと思うでしょう。
血液型を聞かれる理由とはいったい何なのか、そして自分が聞かれた場合はどうしたら良いのかを考えてみましょう。
血液型について
血液型による人の優劣はまったく無いと言われています。
もし、A型の人は頭が良いというのであれば大学教授等は皆がA型で有る筈です。
でもそんな事はありませんよね。
一般的に語られる場合の血液型はあくまでも単なる話題の一つのレベルにあります。
血液型による性格診断もそう簡単に当っているとは言えないでしょう。
たった４つの分類しかできないのにそれで人の性格や相性を決める要因とはなる筈が無いのです。
勿論、血液型を分けた事で輸血という医療行為が格段に進歩して多くの人の命を救った事は事実です。
しかし、果たしてそれは面接の時に聞く必要があるのでしょうか。
血液型を聞かれる事がある
その答えとして私が思うのは、聞く必要が無いから履歴書に書く欄がないのだと考えます。
もし、その人の事を知る為に必要なら絶対に記入する欄が有る筈です。
では、いったいなぜ血液型を聞く時があるのでしょうか。
意外な意味
先ずも一つの理由は採用に関計の無い話をして緊張をほぐそうとしている事が考えられます。
所謂、世間話の変わりとして手軽に使える話題として使っている事が考えられます。
そしてもう一つの理由は、面接者の会話への対応や反応を見る為に効く場合もあるでしょう。
人は予測をしていなかった質問を受けると、それまでに用意したシナリオが崩れてしまい自分の本心や言動を表すものです。
ですから、面接の時に敢えて関係の無い話を急に振ってみたりしてその対応を見ている場合もあるのです。
血液型だけでなく星座や好きな食べ物等という事もあるようです。
こういった質問を受けた時は冷静に事実だけを述べれば良いのです。
私なら血液型を聞いた時に○型ですと答えてすぐに、こちらの血液型を聞き返してくるような方なら嬉しいですね。
そういった機転の聞く方は、接客もとても上手なものです。
